フランス語翻訳 J-French

【 nous 愛情表現】 フランス語の主語人称代名詞で、英語の「We」に当たるのは「Nous」です。
今回はこのNousを使った愛情表現に注目してみたいと思います。
◆ Nous arretons de pleurer.
この文を訳すと、どうなるでしょうか?
@ 泣くのはやめよう。
A 泣くのはおやめ。
直訳してみると・・・
Nous |arretons |de※ |pleurer.
私たちは |やめる |〜のを |泣く
※ このdeは文法的機能で使われています。英語の「to do」の「to」にあたります。
ですから、@が正しいように見えます。例えば仲間どうしで、くよくよしてたって仕方ない!と、励ましあう時に使えそうですね。
ところが、時と場合によってはこの文にはAの意味もあるのです。
nousは、子供や女性、病人などに対して、愛情を込めて話しかける時、親しい二人称tu(「お前、君」など)の代わりに用いられることがあります。
ですから、もし上の台詞が、泣いている子供に、母親がかけた言葉だとしたら、この場合は
A 泣くのはおやめ。
という訳になるのです。なぜ「私たち」が「お前」になるのか? もし身近にフランス人のお友達がいたら、聞いてみてください。きっと答えは・・・
C’est comme ca ! (そうなるからさ!)
・・・お叱りの声が聞こえてきそうですが、フランス語には、説明できない文法が山ほどあり、文法の先生でもこの台詞を連発するほどです。次回は、そんな文法から、「フランス語法」と呼ばれるものをご紹介したいと思います。
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